友引とは、カレンダーに記されている六曜(ろくよう)のうちのひとつで、この日の行動は周囲に影響を与えると言われています。
では、具体的にどのような行動がいいのか、避けるべき行動にはどのような事があるのでしょうか。
本記事では、友引について、おすすめの行動、行っても問題のないことや避けるべきことについて詳しく解説します。
友引とは
友引とは、六曜のひとつで6日に1回巡ってくる日で、2とおりの意味があります。
ひとつは良くも悪くも周囲に影響を与える日、もうひとつは白黒がはっきりと定まらない日とされています。
読み方は「ともびき」です。
その他の六曜については、関連記事もぜひご覧ください。
良くも悪くも周囲に影響を与える日
友を引くということから、友引の日は、自分の行動が周囲に影響を与える日と考えられています。
そのため、結婚式や入籍などのお祝い事は、周囲にも幸せが波及するので行っても良いのですが、反対に葬式などの弔事は避けるべきとされる日です。
また、白黒はっきりしない日なので、訴訟や勝負事には向いていません。
友引の日は11〜13時までの時間帯を避ける
友引の日は、午の刻である11~13時は凶、それ以外の時間は吉とされています。
友引になにかを行いたい場合、昼時の時間帯を避けて行動するのがおすすめです。
友引の日に行うと良いこと
友引の日におすすめの行動は、周囲へプラスの影響が与えられるようなお祝い事や、白黒付ける必要のない行動です。
具体的な行動について列挙して解説します。
結婚式
結婚式は、人生のなかでも大きなお祝い事のひとつです。
友引の挙式は、周囲にも幸せをおすそ分けできるので縁起が良い、とされています。
結婚式の日取りは、一般的に大安吉日が人気ですが、友引も人気が高く予約が取りづらい傾向にあります。
友引に結婚式を挙げたいなら、早めの予約がおすすめです。
しかし友引は11~13時の時間帯のみ凶とされているため、友引を選ぶ場合はできればこの時間にかからないように予定を組みましょう。
結婚式の招待状を友引の日に送付するのもおすすめです。
送付の手続きや投函の時間は、11~13時以外の吉時間に行いましょう。
入籍
入籍も結婚式と同様、友引に行うと縁起の良い行動です。
役所に婚姻届を提出する時間は、11~13時以外にしましょう。
友引の日に行っても問題ないこと
友引の日に行っても問題ない行動を紹介します。
いずれの行動も、11〜13時を避けて済ませれば問題ありません。
宝くじ購入
宝くじは、友引の日に購入しても問題ありません。
一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)や天赦日(てんしゃにち)などほかの吉日と重なっていて、なおかつ不成就日とは重なっていないなら、宝くじの購入に適した日です。
購入は、11~13時を避けるという点だけ注意しましょう。
引っ越し
引っ越しは、大安の日が人気で料金も高くなる傾向にあります。
友引の日も、引っ越しにはとくに支障はありません。
ほかの行動と同様、引っ越しも11~13時を避ける必要がありますが、午前中の予約では11時以降にずれ込む可能性があります。
友引に引っ越しの予約を入れる場合は、午後からの時間帯を選択すると、凶の時間帯にかからないため安心です。
納車
納車は、交通事故を避けたいという気持ちが働くことから、大安を選ぶ人が多くみられます。
友引の納車もとくに問題ないため、大安に都合がつかない場合には候補にすると良いでしょう。
ただし友引に納車する場合は、11~13時を避けるようにします。
お参り(お宮参りや七五三など)
友引に神社仏閣へお参りに行くのも、問題のない行動です。
お宮参りや七五三など、子どもの健康と幸運を願う行事も、凶の時間帯である11~13時を避けて執り行えば大丈夫です。
お見舞い
お見舞いも、凶の時間である11~13時を避けて出向けば問題ありません。
ただし年配の人など、六曜をとても気にする患者さんをお見舞いする場合は、別の日にした方が良いかもしれません。
また、友引であっても、患者さんの体調が優れないタイミングではお見舞いを控えることをおすすめします。
親しい間柄なら、相手に都合を聞いてからお見舞いするとスムーズです。
各種契約
各種契約についても、11~13時を避けて進めれば大丈夫です。
午前中に契約を済ませるつもりだったのに、必要書類や印鑑などを忘れてしまい凶の時間にかかってしまった、というケースも考えられます。
そのようなトラブルを避けるため、13時以降に契約を進めるのもひとつの方法です。
願掛け
友引に願掛けを行う場合も、11~13時を避ければとくに問題ありません。
願掛けのなかには、執り行う時間を指定するタイプのものもあります。
時間帯が凶の時間と被る場合は、友引を避けて、大安などほかの日を選ぶことを検討しましょう。
友引の日に行ってはいけないこと
友引の日は、「弔事」「白黒はっきりさせたい行動」を避けるべき行動としています。
具体的にはどのような行動なのかを解説します。
お葬式・お通夜
基本的に六曜と仏事は関係がないため、本来なら友引にお葬式をしても問題はありません。
しかし、一般的に友引のお葬式は「友を引く」という言葉から避けるべきとされています。
実際に、友引の日は、火葬場や葬祭式場の定休日になっているケースもありますので要注意です。
また、お通夜は故人をしのぶ日であり最後のお別れをするわけではないため、友引でも問題ないとされています。
ただし友引に告別式が被りそうな場合は、1日ずらして友引にお通夜を挙げ、次の日(先負になります)に告別式と火葬を行うケースもよくみられる例です。
勝負事
友引は、白黒がはっきりしない日とされるため、勝負事全般には向かない日です。
勝敗を決める大会などは友引を避けた日程にすると良いでしょう。
裁判などの訴訟事
訴訟事は、白黒はっきりつけるために起こすものであり、友引とは相性が悪い行動です。
可能であれば、訴訟を起こす日は友引を避け、大安や先勝の午前中などほかの日を検討することをおすすめします。
友引は良くも悪くも周囲に影響が出ることを覚えておこう
友引は、結婚式のようなお祝い事には縁起が良い日である一方、お葬式や勝負事・訴訟などには向きません。
そのほかの行動は、友引に行っても問題ありませんが、凶の時間とされる11~13時は避けることがポイントです。
友引は、お祝い事などに充てて、周囲に幸せをおすそ分けする気持ちで過ごしてはいかがでしょうか。
開運日カレンダー
当サイトでは、大安をはじめ、一粒万倍日、天赦日、寅の日など、縁起のいい日や開運日を確認できるカレンダーをご用意しています。
ぜひ、日取りを決めて何か行動する際にご活用いただき、開運にお役立てください。

星のしずく メインセラピスト。「今日のメッセージ」主宰。「今日のメッセージ」Facebookページではヒーリング系でNO1の実績である24,819以上のいいね!を集め、ピリチュアル分野でトップレベルの人気ページとして注目される。毎月行う新月の無料ヒーリングでは毎回9,155人以上が参加。参加者から毎日のように数々のポジティブな変化の報告が寄せられる。


