満月と出産

満月には出産が増えるという話があります。

月と女性の体が影響しあっていると考えるとロマンチックですが、本当にそうなのでしょうか。

満月と出産の関係について調べたところ、実に興味深い事実が浮かび上がりました。

満月になると、人は月の影響を受ける?

夜空に浮かぶ満月

満月になったとき、私たちの体には何か影響があるのでしょうか。

月が地球や人の体に及ぼす影響を見てみましょう。

満月は、月と地球と太陽が並ぶ

月は満ち欠けを繰り返しますが、なぜ毎日形を変えるのでしょう。

月は光っているように見えますが、月自体が発光しているのではありません。

太陽の光に照らされて光って見えるのです。

地球が太陽のまわりを回っているように、月は地球のまわりを回っています。
このとき、月がどの位置にあるかで光が当たる場所が変わり、満ちたり欠けたりして見えます。

ちなみに満月になるのは、太陽からみて月が地球の裏側に入ったとき。
地球からすると、月と太陽がちょうど一直線に並んだ時、月全体に太陽の光があたり満月となります。

月の引力で潮の満ち引きが起こる

ほぼ28日の周期で満月になったり新月になったりと変化する月ですが、見た目以外にも地球に大きな影響を与えています。

その1つが、潮の満ち引きです。

海には満潮と干潮があり、満潮では水位があがり、干潮になると水位が下がります。
1日に2回ずつ満潮と干潮があるので、例えば朝と昼では、同じ場所でも浜の形や印象が変わることがあります。

潮の満ち引きは、月の引力に関係しています。

月は地球のまわりを回っていますが、月がある側は月の引力に海の水が引っ張られるため満潮になります。
このとき地球の反対側に働く引力は弱いのですが、取り残された海水と地球の自転の遠心力が関係して満潮になります。

月から見て地球の左右側(月と直角になる場所)は、干潮です。

人間の体も引力の影響を受けている

月の引力の影響を受けているのは、海水だけではありません。

私たち人間の体にも、少なからず影響があります。

今から2000年前に書かれた中国の医学書『黄帝内経』に「人体も月に影響される」という記述があるくらいですから、古くから月は人に影響を与えていると考えられていたことがわかります。

人間の体の60~70%は水分です。

月の引力で潮の満ち引きが起こるように、人間の体にも影響があると考えるのは自然だと言えます。

具体的には、満月の時は血液の流れが良くなり、体が活性化すると考えられています。

この時期は体が「溜め込む」ため、むくみやすい傾向もあるようです。

反対に、満月から新月にかけてはデトックスに向いていると考えられています。


満月と出産数の関係

お腹にリボンを巻いた妊婦

月の満ち欠けは人の体に影響があることが分かりましたが、それは出産にも関係しているのでしょうか。

赤道直下では出産数が増える

満月と出産の関係については世界中の学者が注目していて、いろいろな調査結果があります。

アメリカの精神科医A.L.リーバーによる『月の魔力』という書籍には、赤道に近い国ほど、満月の日に出産の件数が増える傾向にあると記されています。

月は地球のまわりを回っていますが、月の軌道は赤道に近いため、より月の影響を受けているのではないかと考えられるのです。

出産増加率は10%。

確かに「増加している」とは言えますが、それが明らかに月の影響であるとは断言しにくいかもしれません。

アイルランド・イタリアでは「関係なし」

赤道から遠い国ではどうでしょうか。
アイルランドとイタリア、そしてアメリカで、1990年代から2001年に渡り月の満ち欠けと出産の件数を調べた研究がありますが、その研究では「満月と出産数の関係はない」と結論づけています。

この調査では1万件を越えるアイルランドの出産数、300件以上のイタリアの出産数、さらにアメリカでは56万件以上の出産数をもとに調査しているので、信ぴょう性は高そうです。

そのほかにも世界中で同じように、満月と出産について調べた研究がありますが、いずれも「関係ない」という結論になっているようです。

ウシは満月前後に出産数が集中

「満月には明らかに出産数が増える」動物がいます。
ウシです。

2016年に発表された、東京大学大学院の研究グループによるウシの出産数に関する論文に記載されています。

論文によると、2011~2013年の3年間に自然分娩したウシの出産428件のケースにおいて、満月にかけて出産数が増えることが分かったそうです。

さらに興味深いことに、初産のウシに比べ、複数回の出産を経験したウシのほうがこの傾向が顕著であることが発表されています。

ウシでは確かに満月に向けて出産数が増えていくことが明らかになりましたが、東京大学大学院農学生命科学研究科の米澤智洋准教授は、「今回の研究結果がそのまま人間の出産に当てはまるとは限りませんし、なぜウシの出産が満月近くなると増えるのか理由もまだはっきりしていません。」とコメントしています。

米澤智洋准教授らの研究グループはこれからも研究を重ねるそうですので、月が満ちるにつれて増えていくウシの出産数と月齢の関係が明らかになる日も、そう遠くないかもしれません。


産婦人科は満月を気にする

満月と子ども

数々の調査では「満月と出産に関連は見られない」とされている人間の出産。

しかし、実際に出産に数多く立ち会う産婦人科のスタッフは、満月前になると「忙しくなりそう」と話すことがあると言います。

また、産婦人科に飾られているカレンダーには、満月や新月が記載されていることも珍しくはないのだとか。

満月に出産が多くなるという明確なデータはないにしても、沢山の出産を見てきたプロが「満月は出産が多くなりそう」と感じているのだとすれば、やはり何らかの関わりがありそうです。


満月と人の出産には関連が見られない

満月には出産が増えるという考え方はとてもロマンチックですが、同じ誕生日や近い誕生日の人ばかりになりそうですね。

世界では、さまざまな研究者やグループが満月と出産の関係性について調べていますが、人の出産と月齢は関連性が確認できないという結果となっています。

しかしウシでは満月にかけて出産が増えることが明らかになっていますし、潮の満ち引きと同じように人間の体に何らかの影響があることは古来中国の医学書にも記述されています。

この先、研究が進めば満月と出産の具体的な関係がもっと明らかになるかもしれません。


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お月さまですよ~。 夜空を見上げると、いつもあなたを見守っている。あの「お月さま」です。 地球のみなさんの願い事を叶えてきたお月さまだから、お伝えできること。あなたの願いを叶えるヒントや季節のことばをつぶやいています。

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