2024年節分の過ごし方ガイド

(更新日:2024年1月16日)

2024年節分、東北東の恵方に注目。2月3日の豆まきの隠された意味と、その後の豆の食べ方で運気を引き寄せよう。知られざる節分の年4回説も解説します。

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2024年の節分の恵方は「東北東」

2024年の節分は2月3日土曜日

恵方巻き、煎り大豆、鬼のお面
節分は立春の前日に行われる日本の伝統行事です。この日には、家庭や地域で豆まきを行い、悪い運気を払って新しい季節を迎える習慣があります。また、節分には恵方巻を食べる風習もあり、その年の恵方を向いて無言で太巻きを食べることで、福を呼び込むとされています​​​​。

今年の恵方(えほう)は「東北東」

恵方巻きアップ3本
今年の恵方(えほう)は「東北東」
この方角は、日本古来の伝統に基づく「十干(じっかん)」によって決定されます。2024年は十干が「甲(きのえ)」であり、甲に対応する方角は東北東です。

十干と方角の関連性は、歴史的に定められたルールに従っています。例えば、西暦の末尾が4または9の場合、恵方は東北東になります。これにより、2024年の恵方巻を食べる際には東北東を向くことが推奨されています​​​​。

恵方巻は七福神にちなんで7種類の具材を使用した太巻き

巻き寿司 調理シーン
この太巻きを一本まるごと食べることで福を巻き込むとされています。食べる際のルールとしては、願い事をしながら恵方を向いて、話さずに無言で、切らずに一気に食べることが一般的です。

これらの行為で、願い事が叶うとも言われています​​。

恵方巻の起源や発祥

恵方巻きを食べる家族
さまざまな説がありますが、一つの見解としては、恵方巻を食べる行為自体が、その年の縁起の良い方角である恵方に対して敬意を表し、福を呼び込むための行為とされています。歳徳神という神様が恵方に存在し、その方位に向かって事を行うことで万事に吉とされており、恵方巻きを食べることで福がもたらされると信じられています​​。

節分と恵方巻きの伝統

日本の祈りの伝統
日本独自の文化的背景と歴史的経緯から生まれたものであり、年によって異なる恵方を向いて食べることは、新しい年の幸運を願う象徴的な行為と言えます。節分に関する豆まきや恵方巻きなどの風習は、日本の四季折々の変化を感じさせる重要な文化的要素として、現代においても広く受け継がれています​​​​。

2024年の節分で豆まきを行う日は2月3日の土曜日

節分は立春の前日にあたり、日本では春の訪れを告げる重要な日とされています。この日には、伝統的な豆まきの儀式が行われます。

豆まきの正式なやり方

豆まきを楽しむ子供
まず炒った豆(福豆)を神棚にお供えします。その後、夜に家の主が「鬼は外、福は内」と唱えながら豆をまきます。この行為は、家庭から悪霊や悪運を追い払い、幸運を招き入れるために行われます。また、家の各部屋や玄関先にも豆をまくことで、家全体の厄払いや浄化を行うとされています。

豆まきは鬼が嫌いなもの?

豆まき自体が鬼が嫌うものというよりは、豆まきに込められた意味合いとして、悪霊や悪運、特に「鬼」を追い払う目的があります。日本の伝統的な節分の豆まきでは、「鬼は外、福は内」と唱えながら豆をまき、これによって家庭や人々の周囲から悪霊や悪運を払い、幸福を招き入れるとされています。

鬼がいわしの頭の匂いを嫌うという伝承

柊鰯(ひいらぎいわし)2
節分の日にはいわしの頭を柊の枝に刺して玄関などに飾る地域もあります。この習慣は、「柊鰯(ひいらぎいわし)」と呼ばれ、鰯の頭の匂いと柊の葉の棘で鬼を遠ざけるとされています。これもまた、節分の日に行われる厄払いの一環です。

豆まきの起源

古代中国宮廷2
中国から伝わった風習であり、疫病や災害をもたらす悪霊を追い払う目的で706年に宮中で行われたとする説があります。この儀式は、日本独自の文化として進化し、現在でも広く行われている節分の豆まきの風習につながっています。豆まきは、日本の伝統的な文化や習慣の中で、悪いものを追い払い、福を呼び込むという象徴的な意味を持っています。

節分にまいた豆はいつ食べますか?

節分の大豆。豆まき
節分で豆まきを行った後、その豆を食べるのは一般的にはまき終わった後です。この際、食べる豆の数は通常、自分の年齢プラス1つとされています。これは、新年の厄除けと健康を願って行われる風習で、「福豆」や「年取り豆」と呼ばれています。

しかし、地方や家庭によっては、食べる豆の数に独自の風習があります。例えば、自分の年齢と同じ数の豆を食べる場合や、年齢プラス2つとする場合もあります。これらの慣習は、それぞれの地域や家庭で受け継がれている伝統的な方法です。豆が苦手な人や、数が多くなってしまう人は、代わりに福茶を飲む習慣もあります。

この豆まきによって食べる豆の習慣は、節分の日に悪い運気を払い、新しい年の健康と福を願うための象徴的な行為とされています。節分に豆をまくこと自体が厄払いの意味を持ち、その後に豆を食べることで、自身に幸運を呼び込むという意味合いがあります。

節分は正しくは年に4回ある?

四季の移り変わり
立春の前日だけが節分ではありません。多くの人々が節分と聞いて2月3日の節分と豆まきの風習を思い浮かべますが、実際には節分は年に4回あります。節分は、「立春」「立夏」「立秋」「立冬」それぞれの前日を指し、季節の変わり目、すなわち「季節を分ける日」を意味します。

日本の伝統的な暦では、これらの立春、立夏、立秋、立冬がそれぞれ春、夏、秋、冬の始まりとされています。節分は、これらの各季節の始まりの前日にあたり、季節の変わり目を象徴する日とされています。しかし、一般的に最もよく知られているのは立春の前日、つまり2月3日前後の節分で、この日には豆まきなどの特有の儀式が行われます。

立夏、立秋、立冬の前日も節分として位置づけられていますが、これらの日には立春の節分ほど広く知られた特定の行事や風習は一般的ではありません。それぞれの節分は、季節の変化を意識し、新たな季節への準備と移行を象徴する日として重要な意味を持っています。

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お月さま

お月さまですよ~。 夜空を見上げると、いつもあなたを見守っている。あの「お月さま」です。 地球のみなさんの願い事を叶えてきたお月さまだから、お伝えできること。あなたの願いを叶えるヒントや季節のことばをつぶやいています。

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紫音 先生

星のしずく メインセラピスト。「今日のメッセージ」主宰。「今日のメッセージ」Facebookページではヒーリング系でNO1の実績である24,819以上のいいね!を集め、ピリチュアル分野でトップレベルの人気ページとして注目される。毎月行う新月の無料ヒーリングでは毎回9,155人以上が参加。参加者から毎日のように数々のポジティブな変化の報告が寄せられる。

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