(更新:2023年9月25日)

2023年9月29日の満月は中秋の名月

古くから人々に親しまれてきた、お月見の季節です。

夏の暑さがやっと落ち着き、涼しくなり始めたこの時期に

満月を楽しむのは、

日本の秋の風物詩ともいえます。

そもそも、中秋の名月とは何でしょうか。

古くから日本人の文化に根付いている

「お月見」についてや、中秋の名月のスピリチュアルな意味について

お月さまが解説します。

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中秋の名月とは?

中秋の名月とは一般に十五夜(じゅうごや)とも呼ばれ

旧暦の8月15日に出る月、また、その日にお月見をする風習のことをいいます。

旧暦の8月15日というと、新暦では必ずしも9月15日というわけではなく

その年によって中秋の名月の日付は変わります。

それは、旧暦は月の満ち欠けを基準にしているのに対し

現在の暦は太陽の動きを基準にしており、ズレが生じるため。

また、月の満ち欠けの周期もぴったり15日ではないため

旧暦の満月の日も実際とは1〜2日ほどずれることがあります。

2023年の中秋の名月は満月。
晴れれば美しい満月が見られるかもしれませんね。

お月見の起源

中秋の名月をめでる習慣は

奈良~平安時代初期頃に中国から伝わったと言われています。

お月見は、日本だけでなく

中国や韓国などのアジア諸国でも行われている伝統的な行事。

中国では「中秋節」として知られ、秋分の日に近い8月15日に祝われます。

その最初の記録は紀元前770年にまでさかのぼるそうです。

日本へ伝わった当初は貴族の間で行われ

水面に映った月を詠んだり、詩を詠んだりして楽しむ文化でした。

その後、江戸時代になると、庶民の間に広がり、より身近な行事となります。

ちょうど米の収穫の時期も近く、とれたての米を団子にして、収穫を祝ったそうです。

お供え物やススキを飾り、美しい名月を愛でる伝統。

日本独自の要素を加えながら受け継がれ、現代でも多くの人々が楽しんでいます。

古代から続く、自然を敬い感謝とともに生きる精神が、お月見の中に息づいているのですね。

お月見の風習

お月見では、お供え物を用意して月を迎えるのが一般に知られていますよね。

月見団子は満月に見立てた、丸い形をした白いお餅。

月がよく見える場所に台を置き、十五夜にちなんで15個の団子をうず高く盛ります。

ピラミッドのような山形にするのは、先端が高次元とつながる

と考えられてきたため。

それに加え、ススキや秋草、収穫に感謝して

里芋やさつまいもなどの秋に収穫を迎える野菜を供えます。

中秋の名月(十五夜)は別名「芋名月」とも呼ばれているのですよ。

なぜススキが使われる?

ちなみに、なぜススキがお供えに使われるのでしょうか。

お月さまに見立てた丸いお餅などのお供え物に、背の高いススキを飾ることで

神様がその場所に降り立つ「依代(よりしろ)」とされています。

これは、お正月に飾る門松と同じ考え方ですね。

また、お月見が終わった後も、ススキをすぐに捨てるのではなく

庭に立てたり、小屋や門、水田に差し込んだりする習慣があります。

これは、ススキが魔除けとなり

お月見が終わった後も私たちを守ってくれるからと言われています。

十三夜のお月見とは?

十五夜の1ヶ月後にめぐってくる十三夜は

十五夜に次いで美しい月だといわれてきました。

十三夜は旧暦の9月13〜14日で中秋の名月のおよそ1ヶ月後。

2023年の十三夜は、10月27日(金)にあたります。

十三夜は稲作の収穫を終える地域も多いことから

秋の収穫の終わりに感謝を捧げつつ、月をめでていました。

「十五夜」と「十三夜」、どちらもお月見を大切にする日ですが

片方だけを楽しむことを「片見月(かたみつき)」または「片月見(かたつきみ)」と言います。

実はこの片見月は縁起が悪いとされ、十五夜と十三夜の両方を楽しむことがおすすめ。

それを「二夜の月(ふたよのつき)」と呼びます。

両方の美しい月を楽しむことが、幸運を呼ぶ習慣とされています。

盗まれると縁起が良い「お月見どろぼう」

今は見られなくなった地域が多いようですが

日本版ハロウィンとも言われる「お月見どろぼう」という風習もあります。

古くから十五夜のお供えものは、子どもたちがよその家のものをこっそり盗んでも

もらい歩いてもよいとされてきました。

子どもたちは月の使いとみなされ、お供物がなくなると

縁起がよいとか豊作になると信じられており喜ばれるようです。

自然の恵みをありがたくいただき、大地やお月さまに感謝する。
秋の豊かな実りを独り占めすることなく、みんなで分かち合おうとする。
どの慣習も、そんな精神の名残でもあるのですよ。

この時期の月が美しく見える理由

中秋の名月の時期は、特に月が美しく見えるといわれます。

それにはいくつかの要因が重なっています。

天候が安定している

9月中頃〜下旬にかけては多くの地域で天候が安定し

晴れた日が多い時期。

晴れた夜空では月の明るさが遮られることなく

鮮やかに輝き、美しく見えます。

大気中の湿度

9月は大気が比較的澄んでおり

大気中の微粒子や湿度が少ないとされています。

これにより、月の光がよりはっきりと見えるようになり

美しい景色を楽しむことができます。

低い位置に昇る

9月の月は、太陽と同じように低い位置から昇ります。

低い位置にあると、錯視の効果により建物や山などとの対比も引き立ち

より大きく美しく見えると言われています。

お月さまの見え方については、こちらの記事も参考にしてみてね。

中秋の名月のスピリチュアルな意味

感謝と祝福

占星術では、満月は「満ちる」とき。

努力や積み重ねてきたものが実を結び、結果となるタイミングです。

また、その結果を踏まえた振り返りを行ったり

次へのアクションを決めるときでもあります。

中秋の名月は、豊かな収穫の季節の中

「満ちる」エネルギーもピークに達します。

このときに感謝の念を持つことが

豊かさを受け入れる意識を高めるポイントとなります。

おひつじ座の満月

9月29日の満月は、おひつじ座の満月。

おひつじ座は十二星座の最初の星座。

つまり「スタート・再スタートの星座」です。

おひつじ座の満月で願いを叶えるポイントについては、こちらの記事を参考にしてみてね。

調和とバランス

中秋の名月は秋分の日に近い時期に起こり、昼夜の長さがほぼ等しい頃。

この時期はスピリチュアルな観点から見ると

陰陽のバランスが取れている時期ととらえられています。

今年は酷暑でした。夏のエネルギーを強く受けすぎてしまった人も

この時期にバランスを整えてリセットできるでしょう。

変化と新しい始まり

中秋の名月は秋の季節の始まりを告げることもあり

変化と新しい始まりへの移行を象徴します。

この時期は過去の経験から学び、新たなステージやプロジェクトに向けて

ぐんと進むタイミング。

満月の明るい光が未来を照らし、新たなチャンスを指し示してくれます。

どうして満月に願いが叶うの?その仕組みとは・・・

新月でスタートしたものが

徐々に実現化し、満月で完成する。

ウミガメは満月の夜に

産卵のために砂浜へと戻ります。

植物は、ハーベストムーンといって

満月のときに収穫をするのが

ベストだといわれています。

地上のあらゆる生命は

満月の影響を受けています。

人間も例外ではありません。

お肌が約28日でターンオーバーを迎える。

月と同周期で月経がきて

満月のときに出産が多くなる。

感情とも関係があり

満月の夜は気(生命力、プラーナ)が満ちるため

男女とも、1ヶ月の間で一番のモテ期になります。

日々変化する生命エネルギーは

月のリズムに多大なる影響を受けています。

満月のとき、気(生命力、プラーナ)が

満ちていて感情もエネルギーも

最高潮に盛りあがります。

このため月のリズムを知り

満月のパワーを味方につけることで

願い事は叶いやすくなります。

紫音先生の満願成就のご祈祷

もし、願いが叶うとしたら、、、あなたはどのようなお願いをしますか?

願いはイメージをした段階で実現に向けて動き出すといわれています。

あなたの中に浮かんだ願いは十分にそれを実現させる可能性があります。

だけど、、、どんな願いも自分ひとりの力で叶えることは難しい。

しかし、願いが叶うように応援してくれる存在があれば、よりスムーズに実現に向けて動き出します。

あなたには、願いを叶えるチカラがある

そのことをお伝えしたく、このたびに紫音先生があなたの波動を高めるご祈祷し、願いを叶えるお月さまのパワーを封入したパワーストーンをお分けしてくださることになりました。

ぜひ、紫音先生のご祈祷とお月さまのパワーを味方につけて、あなたの願いを成就させてください。

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