満月や新月は
「ムーンデイ」といって
インドでは古来より
ヨガ修行の休息の日。
人は70%以上が
水分で構成されています。
海の満ち引きのように
人もまた
月の満ち欠けの影響を受けます。
満月のとき
生命エネルギーも満たされます。
活発になり
感情的になりやすいときです。
新月のときは
生命は余分なものをそぎ落とし
排泄・浄化のタイミング。
落ち着き、内面に意識が向かいます。
満月のときも新月のときも
生命エネルギーは
両極端に触れやすくなります。
そのため
ムーンデイに運動をすると
思わぬケガをすることがあります。
一度、ケガをしてしまうと
治るのに時間がかかったり
ヨガ修行を中断しなければいけない
ケースもでてくるでしょう。
安全な修行を継続するためにも
伝統的なヨガを実践する人は
ムーンデイでは
アーサナーなどの運動系のヨガは休息して
呼吸法や瞑想などを取り組むのがベストです。
新月、満月の日だけでなく
前後3日間はムーンデイの影響があります。
慎重を期すためには
新月・満月の日は
アーサナーはまったくしない。
もしくは太陽礼拝のみ。
新月・満月の前後3日間は
基本的なアーサーナーのみ実践する。
激しい動きのあるアーサナーはしない。
というのが、よいでしょう。